糖質制限なんでも雑談掲示板

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糖質制限を受け入れる人とそうでない人の違い tagashuu

2013/03/27 (Wed) 22:21:29

こんにちは.神経内科医のtagashuuと言います.

糖尿病情報,糖質制限情報満載ですね.これからもちょこちょこ覗かせて頂きます.

御挨拶代わりにこんな話題をひとつ.

医師の立場として糖質制限食の指導をしていると,患者さんは大きく三つに分かれます.

①すんなりと受け入れられる人,②なかなか受け入れられない人,③全く受け入れられない人.

私の印象では①1割,②4割,⑤5割くらいでしょうか.

私自身は糖質制限を始める前は体重134㎏もある高度肥満者でしたので,患者の立場がわかります.少なくとも私は①でした.

もともと医学知識があったというのが糖質制限を理解するのに幸いしました.今までどんなダイエットも成功しなかったのが,たちどころにやせていったという事実(10か月で30㎏のダイエットに成功しました!),しかもその理屈が医学的に非常に理に適っていたので①すんなり受け入れられた,のです.

しかも糖質制限食を学ぶことによって,今までさほど気にも留めていなかったあらゆる謎が一本の線につながるように解けて行ったのです(例:脳梗塞は再発しやすい,認知症は急増している.カロリー制限食を十分に指導しているのに糖尿病増加,インスリンで厳格な血糖コントロールを行うとかえって死亡率増加,などなど)

それで,これは真実だと確信するようになりました.

ところが今度は,医師として患者さんに指導していると①のタイプに入るのは必ずしも医学知識を持っているとは限らないということがわかります.

①②③の違いはいったいどこから生まれるのでしょうか.

この掲示板をご覧になっている糖質制限実践者=糖質セイゲニストのみなさんはどうですか?

よろしければ,①~③のどれに入るか,,またその理由を,もしもお時間があるようでしたら教えて頂ければ有難いです.

何卒宜しくお願いします.

Re: 糖質制限を受け入れる人とそうでない人の違い - Chie

2013/03/28 (Thu) 17:06:28

NsのChieです。(といっても、臨床自体離れて教育系ですが)
答えは①です。

生理学に元々強い関心があったので、すごく納得しました。
確か、暁現象を調べていて、糖質制限の江部先生のブログに行き着いた感じですね。

探究心の強い方などが向いてるのでは?などと思っております。

Re: 糖質制限を受け入れる人とそうでない人の違い わんわん

2013/03/28 (Thu) 21:21:06

① です
  ・原因物質を避ける
    ・花粉症の人は、花粉を避ける
    ・肝臓の良くない人は、アルコールを控える
    ・血圧が高い人は、塩分を控える
    ・腎機能がかなり悪い人は、タンパク質を控える
    ・血糖値が高い人は、糖質を避ける    

江部先生の本を素直に読みました。
ただ、ご飯は分かっていたのですが、パン・うどん・蕎麦も血糖値を上げるというのが驚きました。
 お酒が好きなので、焼酎・ウイスキーがOKでうれしかったです。

Re: 糖質制限を受け入れる人とそうでない人の違い - 解決ZERO

2013/03/28 (Thu) 22:42:48

①です

糖尿病が発覚して20数年、カロリー制限を守り真面目に服薬してました。
でも徐々に悪化
そんな時、江部先生の糖質制限食の本に出会い”糖質を避ければ血糖値は上がらない”に納得し始めました。
元々、小食で食へのこだわりも少なかったので、すんなりと受け入れることができました。
米、粉類等未練無しです。

数人にも薦めましたが、技術系の方は比較的簡単に受け入れるようです。

Re: 糖質制限を受け入れる人とそうでない人の違い - かんな

2013/03/28 (Thu) 22:46:02

①です。
40歳を過ぎてから冬季鬱症のような症状に悩むようになりました。
最初は「うつは食べ物が原因だった」(溝口著)と、「成功する人は缶コーヒーを飲まない」(姫野著)を読んで、炭水化物が悪いらしいとわかり、ごはんをやめました。
その後、夏井先生のサイトで糖質制限のことを知り「糖質が食後高血糖をもたらすのは小学生でもわかる」ことと確信し、またAGEsの害に驚愕してからスーパー糖質制限をしています。
たまに糖質を摂ると「翌朝は身体が重い」「夜→朝の体重変化が少ない」「二日酔いになる」などの変化があります。
良い変化は、半年休んでいたエアロビクスを再開したときにまったく疲れなかったこと、スキーをしても筋肉痛にならなかったこと、などです。

Re: 糖質制限を受け入れる人とそうでない人の違い tagashuu

2013/03/29 (Fri) 01:03:51

皆様,早速有難うございます.

やはりこの掲示板を見られるような方はみんな①のようですね.この質問をするには少しバイアスがかかりすぎてしまう場であったかもしれません.

しかし参考になりました.

みなさんの意見をまとめますと
「探究心のある方」「理屈で考える方」「考えるよりもまずやってみる方(そしてそれにより実際に症状が改善した方)」が①になりやすいといったところでしょうか.

逆に①に持って行けるようにするにはそういう状況に自然な形で持って行けるような上手な説明の仕方が大事なのかもしれません.

聞いてみると実際にやってみたくなるような魅力的な説明の仕方を心がけないといけません(でもあんまりやりすぎると嘘っぽく聞こえてしまうかもしれないのでバランスが難しいですね.).

Re: 糖質制限を受け入れる人とそうでない人の違い - ざと URL

2013/03/29 (Fri) 01:56:24

私は①です。
ただ、何十年も食べてきたお米を止めるのは不安もあったし、
なにより回りの人が食べさせようとしたり色々と悪い話を
吹き込んできました(笑)ので、完全に止めるのに日数がかかりました。


・①②③の違いはいったいどこから生まれるのでしょうか

私の独断と偏見になってしまいますが、
・主食信仰やお米信仰の度合い
・炭水化物中毒の度合い
・論理思考と感情思考の割合
等が複雑に絡み合っていると考えています。

上記の中でも「お米信仰」が強いと厳しいのかなと考えています。
あと、小学生の頃から頭に刷り込まれてきた「バランスの良い
食事」の比率は一朝一夕には抜けられないかなとも考えます。

Re: 糖質制限を受け入れる人とそうでない人の違い ライフワーク光野

2013/03/29 (Fri) 19:26:00

 ①です。

 従来の糖尿病治療に疑問を抱いていたことが大きいです。

 20年来の糖尿病暦ですが、糖質制限中の現在に至るまで全く治療を受けておりません。
それは下記の理由によります。
1.大学時代の友人が味気ない食事療法に励んだにも関らず、尿毒症で亡くなったこと。
2.治療で改善した実例を聞かなかったこと。
3.なにより(無謀ではあったが)合併症の自覚症状が全くなかったこと。

 それでも治療法を自分なりに模索しました。
合併症の自覚症状が全くなかったとはいえ、体力の衰えはいやでも感じる時がやってきました。 それで自分なりに情報を集めるようになりました。
 その中でインターネットにこんな情報もありましたね。 「血糖値を下げることは簡単です。薬も不要です。 ただ〇〇を□□するだけです。 希望者には提供料金1万円でお教えします」  
 これって今となって判りますが、「糖質を制限する」ですよね。 この人は知人から教わって助かったにも関らず、それを広めることを商売道具にしたようです。

   糖質制限食との運命の出会い
 幸い平成22年2月、「糖質制限食」に出会うことができました。 最初はスタンダードから始め、1年半でHba1cが8.4から6.4まで下がりました。 しかしそれ以降はなかなか下がりません。 そういう時、モチベーション(やる気)を維持するのはなかなか大変です。  
 そこで私は、北九州の糖質制限なかまを探しました。 そして探し当てたのが、江部先生のブログでも御なじみの三島塾長です。 お会いして「糖尿病と戦う者同志」すぐに意気投合しました。

  三島塾長に触発されスーパー糖質制限食に切り替え

 三島塾長は当初からスーパー糖質制限食を実行されており、
小生の意識の低さを実感しました。

 三島塾長に触発されスーパー糖質制限食に切り替えて半年、
Hba1cは5.8(NGSP)まで下がり、現在に至っております。

Re: 糖質制限を受け入れる人とそうでない人の違い - マスオ

2013/03/30 (Sat) 02:38:15

受け入れるというより・・・。

Aの方法で効果がなければ
Bの方法を試してみる

ただそれだけなんですけどね。

Re: 糖質制限を受け入れる人とそうでない人の違い tagashuu

2013/03/30 (Sat) 08:07:50

一つ一つのコメント,参考になります.皆様,本当に有難うございます.

皆様すんなりと受け入れられる方が多いようですが,実際に私が脳梗塞再発予防外来を担当し,糖質制限食を勧めている中では①の方は非常に少ない印象です.

「半月はやってみたけど,我慢できなくなってやめました」
「炭水化物抜くと栄養が足りなくなるから.その代りおやつはやめました.」
「いやぁ~,今までずっと食べてきたからなぁ.抜くのはちょっとなぁ~」

などという意見が圧倒的多数です.

どうしてそういうことになるのか,ざとさんのおっしゃる「お米信仰」など従来の常識が邪魔をしていることは間違いありません.

それともう一つは糖質の中毒性です.

タバコをやめようとする人がニコチン切れの離脱症状でタバコを渇望するのと同様に,糖質をやめようとする際に異常な空腹感を生じて糖質を渇望してしまう.

その事実を知らない方は
「ほらやっぱりごはんを抜くと力が出なくなるじゃないか」
と思いこみ,糖質中毒から抜け出せなくなってしまうのです.

いえ,そういう人にはその事実も私から伝えるのですが,それでも納得されずにその後も糖質を摂り続けます.

そうなるとこの人には何を言っても無駄なのかな…と悲しい気持ちになってしまいます.

Re: 糖質制限を受け入れる人とそうでない人の違い - かんな

2013/03/30 (Sat) 08:23:13

どこかのコメントで(カルピンチョ先生かな?)「酒飲みは糖質制限に成功するひとが多い」という意見を読みました。
なるほど、わたしもそうですが酒飲みは、甘党は少ない、普段から糖質の摂取が少なかった、ご飯を食べなくても平気、というひとが多い気がします。
四十代後半になり、まわりに中年太りでいずれ糖尿病になりそうなひとが増えました。機会があれば糖質制限の話をしていますが「ごはん食べないなんて考えられない」というひとばかりで残念です。

Re: 糖質制限を受け入れる人とそうでない人の違い - Chie

2013/03/30 (Sat) 10:42:45

お酒が好きな人がすんなり受け入れられる(^^;;
わぁお。すみません。アタリです。
元々、おつまみ作るの大好きなので、あまり抵抗なかったです。
でも、ご飯もパスタもパンも大好きなので、そこは悲しいですけれど。
知り合いが何人かやりはじめました。
まわりはすんなり派が多かったですが、私という成功例と支えてくれる人がいないと難しいのではとの話でした。
あと、血糖測定してしまったのが効いたらしいです。
確かに玄米でも食べるとあがる、お肉は上がらない。

血糖測定までもっていければ、効果有るかもしれないですね。
あと、当事者同志のセルフヘルプグループですか。


Re: 糖質制限を受け入れる人とそうでない人の違い - マスオ

2013/03/30 (Sat) 11:41:54

脂肪の摂取については皆かなり罪悪感があるみたいなんですが、
糖質の摂取については罪悪感が薄いですね。
「脂肪悪者」というのが動かし難いです。

私も糖質制限をする前は糖質が好きでしたし、
「糖質のみの食事」という事は何度もありました。
ただ、私にとっては「お腹一杯食べる」という事が重要でした。
美味しい・美味しくない以前に、「食事の量」が譲れない要素でした。
ですから私にとって糖質制限は都合が良かったと思います。

たとえ健康を害してもお米や甘いものは絶対やめられないという人がいても仕方ないと思うようになりました。

私の会社の同僚(3人家族)で本人はダイエットに興味があり、お父さんとお母さんの両方が糖尿病でインスリンを射っている人がいます。お母さんはインスリン注射で何度も低血糖になり救急車で運ばれているとのことでした。
色々話をしていると、その人の家が「糖質制限に理解のある病院」から徒歩10分だという事がわかりました。
糖質制限をするには絶好の環境ですよね。
そこで江部先生の「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」の文庫本を購入し、その人に進呈しました。
また「糖質制限に理解ある病院」の地図をもっていき「インスリンもやめられる可能性がある」と説明したのですが、残念ながら実践されていないようです。

Re: 糖質制限を受け入れる人とそうでない人の違い tagashuu

2013/03/30 (Sat) 18:33:36

私も糖質制限を知る前はお米が大好きでした。

7万円の炊飯器を買うくらいお米が大好きでした(今はその炊飯器はほこりをかぶっています。笑)

でも糖質制限の理論を知って、納得でき、変わることができました。

医学知識を持っていたことが有利に働いたのでしょうか。

いえ、そうではありません。そうだとすればとっくに糖質制限は世の中の標準的食事療法になっているはずです。医学知識を持っているはずの医師の9割以上はこの治療法を認めていないのです。

医学知識の有無は関係なさそうです。

では、実際にやってみて症状がよくなったら納得してもらえるのか?

いや、それでも不十分なようです。実際に私が勧めてやってみて効果があったにも関わらず、不明確な理由で「長くは続けられない…」と言われ、やむなく中断される患者さんもたくさんおられます。

どうやら糖質制限を受け入れられなくさせる原因はかなり根深いようです。

「脂肪ばかり食べて動脈硬化が進んで早死にしたらどうしよう」
「炭水化物控えて脳に栄養が行かなくなったらどうしよう」
「糖尿病学会が推奨していない治療をして早死にしたらどうしよう」

そこに横たわっているのは厚い、厚い「常識の壁」です。

そして「糖質の中毒性」がその壁を超えることをさらに難しくしている。

みなさんのコメントを聞いていて、そのような正体が目に浮かんできました。

しかし、この掲示板に集まっておられるのはその壁を超えられた方々です。糖質制限を受け入れられないという方々とどこが違ったのか?

みなさんの体験談には、受け入れられない人にその壁を乗り越えさせるためのヒントや可能性を感じます。今後とも皆様のご意見をいろいろ参考にさせて頂きたいと思います。御意見有難うございました。また折をみて別の話題を提供させて頂きます。

Re: 糖質制限を受け入れる人とそうでない人の違い satoha

2013/04/01 (Mon) 17:53:44

①です。

最初に江部先生の著書を見た時は「主食を抜いてエネルギーはどうするんだ?」と、トンデモ本ではないかと思いましたが、原理が判ってしまえば、極めて論理的で分り易く、すんなりと受け入れられました。

Re: 糖質制限を受け入れる人とそうでない人の違い - りょうきち

2013/04/05 (Fri) 21:04:25

遅ればせながら・・・①です。

「糖質のみが血糖値を上げる」という事を理解してからは、あちこちのサイトやブログ等を拝見して、それを参考に行動へ移しました。
糖尿病教室で受けた栄養指導には疑問を持っていたの上に、朝食を摂らずに検査へ来いと言いながらも検査でケトン体が出ると「急いでとりあえずおにぎりでも・・・。」と糖質摂取を促す糖尿病専門看護師の言葉もイマイチ信用しきれなかったから、「すんなり」です。

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